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【ブログ引越し】livedoorブログからWordPressへ【経緯と移行手順】

 
 無料ブログを始めてみたけど、ブログ記事が増えていくと、もっと本格的なブログにしたいとか、いずれはブログで収益化したいと思っていらっしゃる方は少なからず、いらっしゃると思います。

 わたしも最初は無料ブログ(livedoorブログ)を利用してブログをはじめたのですが、どうしても拭いきれない無料ブログのデメリットが気になり、WordPress移行に踏み切りました。

 この記事では、わたしがブログ引越しを決めた経緯と、引越しの手順について説明します。

 

1. 無料ブログのメリットとデメリット

 自分は、livedoorブログでブログをはじめました。無料で手軽にブログをはじめることが出来たこと、またブログに対する経験を積ませてもらったことなどには感謝しており、決してlivedoorブログに対し、否定的な気持ちはありません。
 

 ただし、無料ブログには、手軽にブログをはじめられるという大きなメリットがある代わりに、どうしても拭い切れないデメリットがあることも事実です。以下に、自分が思う無料ブログのメリット・デメリットについて示します。

<メリット>
・手軽に無料でブログをはじめられる
・とりあえずはじめてみるにはちょうど良く、日記代わりにもできる
・設定などが簡単、あるいは直感的な操作が可能
・記事を書くという経験値を無料で積むことができる
 
<デメリット>
・記事の内容により、突然削除される場合がある
・無料であるがため、運営元の広告が強制的に表示される
・記事の所有者は運営元であり、自分の資産とならない
・運営元が暗号化(SSL)に対応していないケースがある
 
 デメリットのうち、自分がブログ移行に傾いた最たる理由としては、livedoorブログは現状、SSLに対応していない(2020年春に対応予定)ということです。いずれ、近いうちに対応されるとは思いますが、最近は暗号化されていないサイトへのアクセスの際、ブラウザで以下のような警告「保護されていない通信」が表示されるようになっており、早急に暗号化に対応させる必要性を感じました。

 このままでは、どうしてもアクセスする側に警戒心を与えてしまいます。

 
 
 以上のことから、livedoorブログから、自サイトを公開しているレンタルサーバー(XREA)上でのWordPressによるブログ公開への変更に踏み切ったわけですが、以降にその経緯と移行の手順について示したいと思います。

 

2. 独自ドメインの取得

 長年、自分は独自ドメインを取得せずに、自サイトを公開してきましたが、ある出来事がきっかけで、独自ドメインを取得するに至りました。

 独自ドメイン取得に至った経緯、および自サイトへの独自ドメイン適用livedoorブログへの独自ドメイン適用については、以下の記事をご覧ください。

独自ドメイン取得のメリット【バリュードメイン・レンタルサーバーへの設定】
独自ドメインが無くても、Webサイトやブログを公開することは、もちろん可能です。わざわざ、お金を払って独自ドメインを取得して、いったい何のメリットがあるのでしょうか?    この記事では、長年、独自ドメインを取得せずに自分のWebサイトを公開してきた経験を通じ、独自ドメインを取得するに至った経緯と、独自ドメインの取得方法、設定方法について説明します。
 
 

3. レンタルサーバー(XREA)にサブドメインを設定

 まず、自サイトを公開しているレンタルサーバー(XREA)に、ブログ公開用のサブドメインを設定しましたので、設定の手順を示したいと思います。

 なお以降は、XREAに独自ドメインを設定済の状態からの流れとなります。

<XREA コントロールパネルからの操作>

①サブドメインの追加
 以下の手順で、サブドメインを追加します。

 ・「ドメイン設定」→「ドメイン設定の新規作成」ボタンを押下し、サブドメインURLを入力
 
・「ドメイン設定を新規作成する」ボタンを押下 (「Aレコードのチェックを行う」はチェックしない)

②サイト設定
 サイト一覧に表示されている新規に作成したサブドメイン名を選択後、「サイト設定の変更」画面にて、以下の設定を行います。

 ・「同期設定」を「しない」
 ・「SSL」で「無料SSL」または「独自SSL」を選択
  (ブログのSSL化が主目的ですので、必ずどちらかを選択しましょう)
 
 以上の設定が完了したら、サブドメインのドキュメントルートが「/public_html/サブドメイン名」となっていることを確認して、サブドメインの設定は完了となります。
 
 

 

4. XREAにWordPressをインストールする

 次に、レンタルサーバー(XREA)に、WordPressをインストールする手順を示します。なお以降は、XREAにブログ公開用のサブドメインを設定済の状態からの流れとなります。
 

<XREA コントロールパネルからの操作>

①データベースの設定
 WordPressをインストールする前に、以下の手順でデータベースを設定します。

 ・「データベース」→「データベースの新規作成」ボタンを押下し、データベース名、パスワードを入力
 
・「データベースを新規作成する」ボタンを押下 (「文字コード」はUTF-8、「メモ」は任意に入力)
 

 

②WordPressをインストール
 次の手順でWordPreeをインストールします。

 ・「サイトの設定」→ブログ用に追加したサブドメイン名をクリック
 
・「サイト設定画面」を下へスクロールして、ツールのCMSインストールより「WordPress x.x」をクリック
 ・「インストールパス」に「/public_html/サブドメイン名」を設定して、「CMSインストール」ボタンを押下
 

 

 ・インストール完了後、しばらく待つ

 

<ブラウザからの操作>

①WordPressの設定
 以下の手順で、WordPressを設定します。

 ・ブラウザより、「https://独自ドメイン名/ブログ用に追加したサブドメイン名」にアクセス
 
・「さあ、始めましょう」を押下


 ・「データベース名」、「ユーザー名」、「パスワード」を設定して、「送信」ボタンを押下


 ・「インストール実行」ボタンを押下

 

 ・「サイトのタイトル」、「ユーザー名」、「メールアドレス」を設定して「WordPressをインストール」ボタンを押下


 ・WordPressのインストールに成功

 以上で、WordPressが使えるようになりました。

 

5. livedoorブログの記事データをWordPressへ移行する

 livedoorブログの記事データをWordPressへ移行する手順については、以下に示すような記事を参考にされたほうが、確実でわかりやすいと思います。

 ・ライブドアブログからWordPressへ失敗しないで引越しする手順
 ・livedoor Blog(無料)をWordPressに移行(引っ越し)する手順

6. livedoorブログの独自ドメイン設定を解除する

 次に、バリュードメインで取得した独自ドメインをlivedoorブログに設定していましたので、XREAで設定したブログ用サブドメイン(当ブログの場合、「blog.hirokami1024.com」)指定で、livedoorブログにアクセスしないように、設定を解除する必要があります。

 設定を解除する手順を以下に示します。

<バリュードメイン コントロールパネルからの操作>

DNSレコード/URL転送の設定解除
 以前に設定した以下のDNS設定を削除して保存します。

  cname blog blog-01.livedoor.jp.
  cname m-blog mobile-blog-01.livedoor.jp.
 

 しばらくの後、ブログ用サブドメイン名を”blog.sampleA.com”と仮定した場合、以下URLの指定で、ブログ移転先へアクセスできるようになります。

     https://blog.sampleA.com

 

7. Cocoonテーマを採用

 WordPressのテーマには、Cocoonテーマを採用しています。Cocoonテーマは無料とは思えないほど豊富な機能があり、まだとても使いこなしているとは言い難く、これから徐々に、当ブログのスタイルや機能を充実させていきたいと考えています。

 Cocoonテーマに関しては利用者も多く、使い方や詳細な機能に関する記事についても数多く見かけますので、詳細は省かせていただきます。
 
 

8. まとめ

 最後になりましたが、まだ記事数はさほど多くはなかったこともあり、データ移行に関してはさほど苦労することはありませんでした。ただし、移転後に従来までのブログらしい外観や機能を設定することに時間を取られてしまい、記事を書くこともままならいという状況でした。
 ブログ移転により、自身のブログサイトが暗号化(SSL)に対応できたという安心感もあるのですが、これから記事が増えていくに伴い、やはり自分で書いた記事を自分の資産にできるということも大きな利点だと思います。

 無料ブログの手軽さや利便性については、まだまだ需要もあり、決して否定するものではありませんが、本腰を入れてブログ運用の継続をお考えの方は、WordPressによる運用を早めに考えられたほうが良いとは思います。

 

 無料ブログからWordPressに移行させたいのは山々だけど、どうしても時間を割けない、やる自信がないといった方は、以下のような実績のある専門代行業者(サイト引越し屋さん)にすべて任せてしまうのも一案だと思います。

おわり

 

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