【ASRock B450 Pro4】BIOSアップデート 【P3.20 → P5.00】

 もともとのマザーボード(ASRock B450 Pro4)のBIOSのバージョンは、P3.20(2019/5/15)でした。PCの動作に問題が無いようであれば、BIOSのアップデートなんてするつもりは無かったのですが、このたび、ある理由により、最新バージョンのP5.00(2021/5/20)へ、思い切ってアップデートすることにしました。
 
 ある理由の詳細については、以下の記事をご覧ください。
 
 どうやら、これにより、Ryzen5000シリーズにも対応できるようになったようです。ただ、現在使用中のCPU(Ryzen 5 2400G)には、なんら不満はありませんので、しばらくはこの構成のままで使うつもりです。
 

2. アップデートファイルのダウンロード

 ASRock B450 Pro4のBIOSアップデートファイルは、こちらよりダウンロードできます。ダウンロードしたファイル(B450 Pro4(5.00)ROM.zip)は解凍して、USBメモリに格納します。
 
 

 
 
 USBメモリへ格納の際、他のファイルがあっても問題はありませんが、一度クリーンな状態(FAT32でフォーマット)にしてから、解凍したB450 Pro4(5.00)ROMフォルダをそのまま格納するようにしました。
 
 
 

3. BIOSをアップデートする

 BIOSをアップデートする手順について説明します。以下は、BIOSアップデートファイルを格納したUSBメモリをUSBポートに差し込んだ状態で行います。

(1)PC再鼓動、BIOS表示
(2)BIOSのツール→Instant Flashを選択
(3)BIOSアップデート開始
(4)アップデート完了

(1)PC再鼓動、BIOS表示

 PCを再起動後、F2 or DELキーを押して、BIOSを表示させます。

(2)BIOSのツール→Instant Flashを選択

 BIOSのメニューより、ツール→ Instant Flashを選択すると、以下のように表示されます。

 

(3)BIOSアップデート開始

  「B450 Pro4(5.00)ROMB45P4_5.00」が選択されていることを確認して、更新ボタンを押下すると、BIOSアップデートがはじまります。

 

(4)アップデート完了

 BIOSアップデートが無事に成功すると、以下画像のように「Programing success.~」のメッセージダイアログが表示されますので、OKを押下して、PCを再起動します。

 
 

4. BIOSアップデートの確認

 PCを再起動後、再びBIOSを表示します。UEFI BIOS バージョンの表示が「B450 Pro4 P5.00」となっていることを確認します。また、CPU、メモリも問題なく認識されていることを確認できたら、BIOSアップデートは完了となります。
 
 

5. まとめ

 BIOSのアップデートは、よほどのことが無い限り推奨されていませんが、マザーボードの不調が疑われる際には、改善につながる可能性がある手段のひとつだと思います。
 
 ただし、アップデートの手順を誤ったり、アップデート中に電源が落ちてしまうなどにより、取り返しのつかない事態となる可能性があり、非常にリスキーな作業でもあります。BIOSアップデートを行う際は、これらリスクをご理解のうえ、自己責任にて行っていただきますようお願いします。

おわり

  
  
  
 
  
 
 

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