1. VMWare Workstation Player
VMware Workstation Playerは、WindowsやLinuxなどの仮想OS環境を提供するアプリケーションです。
商用利用を除いて、無償で利用できることから手軽に仮想OS環境を構築できます。
VMware Workstation Playerは、以下のサイトよりダウンロードすることができます。
仮想OS環境を構築しているマシン(現メインPC)のスペック等は、以下をご覧ください。

【AMD Ryzen 5 2400G】自作PC6号機【ASRock B450 Pro4】
昨年(2019年)の7月に、自身では6台目となる自作PCを組み上げましたので、コンセプトや使用したパーツなどについて語りたいと思います。 ・自作PC6号機主要スペック 自作PC6号機の主要スペックについて以下に示します。<自作年月>:20...
2. Windows
Windowsは、以下のOS環境をつくってみました。OSが古くなればなるほど、VMwareでの仮想OS環境構築は、簡単にはいかないようです。
(1)Windows95 OSR1
(2)Windows98 FE
(3)Windows2000 Professional
(4)Windows XP Professional
(1)Windows95 OSR1
Windows95 OSR1です。Windows95は、人生ではじめて買ったPCに入っていたOSで、1995年~1998年あたりまで使っていました。世に出てからもう25年以上経つんですね。
なお、Windows95 OSR1ではUSBがまだ使えません。USBが使えるようになるのは、OSR2.1以降となります。
基本的な外観は、現在主流のWindows10と大きな違いはなく、25年以上前のWindows95のユーザーインタフェースが、現在に至るまで脈々と引き継がれていることがわかります。Windows8で、いったんは大きくユーザーインタフェースが変わりましたが、結局は、多くのユーザーが使い慣れてしまった95以来のユーザーインタフェースに回帰したということもありました。
古いOSということもあり、VMwareでWindows95の環境をつくることは一筋縄ではいかず、いろいろと設定を行う必要があります。自分は以下に示した動画を参照して、なんとか環境を構築することができました。
用途としては・・・、起動音や外観を懐かしむって感じですかね(笑)。当然、ネットには繋ぎません。あとは、9x系でしか動作しない昔のゲームをやるとか。そのくらいですね。
Windws95の起動音は以下からどうぞ。
(2)Windows98 FE
Windows98 FE(First Edition)です。1998年~2000年あたりまで使っていたOSです。
なぜか、CPUが「Ryzen5 2400G」の現メインPCでは、OS環境構築に失敗します。ググるといろいろな情報が出てくるのですが、IntelのCPUであれば問題ないとのことなので、Windows98のOS環境だけは、別のノートPC(CPU:Intel Core i3 3110M)に、つくってあります。
VMWareでのWindows98環境構築の方法は、ググるといろいろと出てきますが、自分は以下のサイトを参照してOS環境を構築することができました。
用途としては、Windows95と同じような感じです。Window98の起動音は以下からどうぞ。
(3)Windows2000 Professional
Windows2000 Professionalです。 2000年~2003年あたりまで、自分のメインPCに入れていたOSです。Windows2000は、9x系とNT系を融合した感じのOSで、結構長い間、仕事でも使用していた記憶があります。動作も軽く優秀なOSでした。
VMWareでのWindows2000環境構築の方法についても、ググるといろいろと出てきますが、自分は以下のサイトを参照してOS環境を構築することができました。
Windows2000でできることは、Windows XPでも出来てしまうので、ほとんど使うことはありませんが、これも起動音や外観を懐かしむって感じで、ごくたまに起動することがあります。
Windows2000のログオン、ログオフ時の音は以下からどうぞ。
<ログオン>
<ログオフ>
(4)Windows XP Professional
Windows XP Professionalです。2003年~2011年あたりまで、自分のメインPCに入れていたOSです。Windows XPは、言うまでもなく、長期にわたって世の中で使われていた非常に優秀なOSでした。
2011年~2018年あたりまでは、Windows7をメインPCに入れていたのですが、現在使っているWindows10は、7のライセンスで認証を行っているため、7のOS環境構築はやっていません。

VMWareでのWindowsXP環境構築の方法についても、ググるといろいろと出てきますが、比較的あたらしいOSなので、他のWindows OSの時とは違って、環境構築にあたっての障害は少ないと思いますので、ふつうにインストールすればいいと思います。
用途としては、Office2000のWord、Excelを使用した文書の編集などです。Libreofficeなどのアプリケーションを使えば、Windows10でもWord、Excelの文書は編集できるのですが、Office2000の使い勝手に慣れきってしまっているので仕方ありません。(笑)
なお、2014年にXPのサポートは終わっているため、ネットに繋ぐことはありません。また、XPでないと動かない昔のアプリやゲームがあったりするので、その際に使用することがあります。
Windows XPのログオン、ログオフ時の音は以下からどうぞ。
<ログオン>
<ログオフ>
3. その他のOS
UNIX系は、以下のOS環境をつくってみました。 (1)Prime OS
(1)Prime OS
(2)Ubuntu
(3)CloudReady
(1)Prime OS
Prime OSです。PrimeOS は Android-x86 をベースにしたOSであり、デスクトップ版Android環境を構築することができます。
4. まとめ
たまに、VMwareで構築した古いWindowsを起動してOS起動音を聞くと、PC初心者だった頃や、そのOSを使っていた頃を思い出して、懐かしい気持ちになったりします。
また、別のマシンを用意しなくても、手軽に新しいOSや未知のOSを試せるということも大きな利点だと思います。
この記事で、すこしでもVMWareや仮想OSについて興味を持っていただければ幸いです。
おわり
コメント