【VMWare Workstation Player】いろいろな仮想OS環境をつくってみる【Windows,UNIX】

 VMware Workstation Playerは、WindowsやLinuxなどの仮想OS環境を提供するアプリケーションです。

商用利用を除いて、無償で利用できることから手軽に仮想OS環境を構築できます。

 VMware Workstation Playerは、以下のサイトよりダウンロードすることができます。

 
 
 仮想OS環境を構築しているマシン(現メインPC)のスペック等は、以下をご覧ください。
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2. Windows

 Windowsは、以下のOS環境をつくってみました。OSが古くなればなるほど、VMwareでの仮想OS環境構築は、簡単にはいかないようです。

(1)Windows95 OSR1
(2)Windows98 FE
(3)Windows2000 Professional
(4)Windows XP Professional

(1)Windows95 OSR1

 Windows95 OSR1です。Windows95は、人生ではじめて買ったPCに入っていたOSで、1995年~1998年あたりまで使っていました。世に出てからもう25年以上経つんですね。
 なお、Windows95 OSR1ではUSBがまだ使えません。USBが使えるようになるのは、OSR2.1以降となります。

 基本的な外観は、現在主流のWindows10と大きな違いはなく、25年以上前のWindows95のユーザーインタフェースが、現在に至るまで脈々と引き継がれていることがわかります。Windows8で、いったんは大きくユーザーインタフェースが変わりましたが、結局は、多くのユーザーが使い慣れてしまった95以来のユーザーインタフェースに回帰したということもありました。
 

 
 古いOSということもあり、VMwareでWindows95の環境をつくることは一筋縄ではいかず、いろいろと設定を行う必要があります。自分は以下に示した動画を参照して、なんとか環境を構築することができました。
 
 

 用途としては・・・、起動音や外観を懐かしむって感じですかね(笑)。当然、ネットには繋ぎません。あとは、9x系でしか動作しない昔のゲームをやるとか。そのくらいですね。

 Windws95の起動音は以下からどうぞ。

 
 

(2)Windows98 FE

 Windows98 FE(First Edition)です。1998年~2000年あたりまで使っていたOSです。
 なぜか、CPUが「Ryzen5 2400G」の現メインPCでは、OS環境構築に失敗します。ググるといろいろな情報が出てくるのですが、IntelのCPUであれば問題ないとのことなので、Windows98のOS環境だけは、別のノートPC(CPU:Intel Core i3 3110M)に、つくってあります。

 
 
 VMWareでのWindows98環境構築の方法は、ググるといろいろと出てきますが、自分は以下のサイトを参照してOS環境を構築することができました。
 用途としては、Windows95と同じような感じです。Window98の起動音は以下からどうぞ。

 

(3)Windows2000 Professional

 Windows2000 Professionalです。 2000年~2003年あたりまで、自分のメインPCに入れていたOSです。Windows2000は、9x系とNT系を融合した感じのOSで、結構長い間、仕事でも使用していた記憶があります。動作も軽く優秀なOSでした。
 
 
 VMWareでのWindows2000環境構築の方法についても、ググるといろいろと出てきますが、自分は以下のサイトを参照してOS環境を構築することができました。
 Windows2000でできることは、Windows XPでも出来てしまうので、ほとんど使うことはありませんが、これも起動音や外観を懐かしむって感じで、ごくたまに起動することがあります。
 
 Windows2000のログオン、ログオフ時の音は以下からどうぞ。

<ログオン>
 
<ログオフ>
 

(4)Windows XP Professional

 Windows XP Professionalです。2003年~2011年あたりまで、自分のメインPCに入れていたOSです。Windows XPは、言うまでもなく、長期にわたって世の中で使われていた非常に優秀なOSでした。

 2011年~2018年あたりまでは、Windows7をメインPCに入れていたのですが、現在使っているWindows10は、7のライセンスで認証を行っているため、7のOS環境構築はやっていません。
 

 VMWareでのWindowsXP環境構築の方法についても、ググるといろいろと出てきますが、比較的あたらしいOSなので、他のWindows OSの時とは違って、環境構築にあたっての障害は少ないと思いますので、ふつうにインストールすればいいと思います。

 用途としては、Office2000のWord、Excelを使用した文書の編集などです。Libreofficeなどのアプリケーションを使えば、Windows10でもWord、Excelの文書は編集できるのですが、Office2000の使い勝手に慣れきってしまっているので仕方ありません。(笑)
 なお、2014年にXPのサポートは終わっているため、ネットに繋ぐことはありません。また、XPでないと動かない昔のアプリやゲームがあったりするので、その際に使用することがあります。
 
 Windows XPのログオン、ログオフ時の音は以下からどうぞ。

<ログオン>
 
<ログオフ>
 

3. その他のOS

 UNIX系は、以下のOS環境をつくってみました。

 
(1)Prime OS
(2)Ubuntu
(3)CloudReady

(1)Prime OS

 Prime OSです。PrimeOS は Android-x86 をベースにしたOSであり、デスクトップ版Android環境を構築することができます。


 用途としては、スマホゲームをデスクトップ上の大画面でプレイしたいと思った際、たまに使っています。ただ、スマホ上でしか、まともに動作しないアプリが、たまにあったりします。
 

(2)Ubuntu

 LinuxディストリビューションのひとつであるUbuntuです。UbuntuはDebian GNU/Linuxを母体としています。

 

 用途としては、仕事でLinux用アプリケーションを開発することがあるので、Linuxの調査などでたまに使います。ネットにも繋いでおり、デフォルトでインストールされているFireFoxでブラウジングしたりすることもあります。
 

(3)CloudReady

 CloudReadyです。 CloudReadyは、オープンソースプロジェクトである Chromium をベースに開発された OS で、Chromebookライクな使用が可能となるOSです。

 

 今後、Chromebookを購入することがあるかもしれませんので、Chromebookの操作感に慣れるという目的で、たまに使用しています。
 

4. まとめ

 たまに、VMwareで構築した古いWindowsを起動してOS起動音を聞くと、PC初心者だった頃や、そのOSを使っていた頃を思い出して、懐かしい気持ちになったりします。
 また、別のマシンを用意しなくても、手軽に新しいOSや未知のOSを試せるということも大きな利点だと思います。

 この記事で、すこしでもVMWareや仮想OSについて興味を持っていただければ幸いです。

 
 
 
おわり

 

  
  
  
 
  
 

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